EeePC701にCENT OS5.9をインストールした際の備忘録
改めてEeePC701にCENT OSをインストールした。
EeePC701は CeleronM 900Mhz(630Mhz駆動)、SSD 4GB、メモリ512MBという非力なマシンではあるが、簡易なサーバ用途には問題なく使える。
なおRHEL6.x系はPAE対応カーネルが実装されているため、CENT OSも同様に6系からPentiumM、CeleronMシリーズは動作対象外となってしまった。
そのため今回はCENT OS5.9をインストールした。
インストールに関してはCENT OS WikiのHowTos->Laptops->AsusEeepc(http://wiki.centos.org/HowTos/Laptops/Asus/Eeepc)
を参考にした。5.2用の手順だが、5.x系なら問題ない。
パーティション構成は以前に構築した際はSSDに負担が少ないとされるext2でフォーマットしていたが、今回は正直使い潰す予定のマシンのため、ext4+LVMでフォーマットした。後々SDカードを使用して論理ボリュームの拡張を試すつもりだ。ただ、この型番に搭載されているSDカードリーダはファイル破壊を引き起こす場合もあるため、常用には向かないと思われる。
インストール直後は内蔵NICのドライバがインストールされていないためDHCPを参照してIPアドレスが取得できないので、別マシンで以下のページからrpmパッケージをダウンロードしてSDカードにコピーした。
http://rpms.arrfab.net/centos/5/eeepc/
有線LANを使用する際は以下のRPMパッケージを使用する。
kmod-atl2-1.0.40.4-el5.ceeentos.1.i686.rpm
atl2-1.0.40.4-el5.ceeentos.1.noarch.rpm
SDカードは
# mount /dev/sda1 /mnt
で /mnt 下にマウントされる。
SDカードから /tmp 下にコピー
# cp /mnt/kmod-atl2-1.0.40.4-el5.ceeentos.1.i686.rpm /tmp
# cp /mnt/atl2-1.0.40.4-el5.ceeentos.1.noarch.rpm /tmp
rpm -i でインストール
# rpm -i /tmp/kmod-atl2-1.0.40.4-el5.ceeentos.1.i686.rpm
#rpm -i /mnt/atl2-1.0.40.4-el5.ceeentos.1.noarch.rpm
再起動後はDHCPを参照してIPアドレスを取得することができる。